外資系トップの仕事力
著者(編集者): ISSコンサルティング
出版社:ダイヤモンド社
トップマネジメントに共通していることは、与えられた仕事に全力を尽くそうとする真摯な姿勢、困難な仕事に果敢に挑んでいく成長意欲、どれだけ成功しても決して驕らない謙虚さ。社長業の一番の難しさは、まったく予期しないことが起こるということ。マーケティングとは他がまねできない”唯一無二のバリュー”を生み出すこと。とにかく一生懸命、仕事をする。余計なことは考えず、一心不乱に、人生をかける。ナイーブでは生きられない、給料を稼いだり、自分を切磋琢磨したり、喧嘩するところ、仲良しとか、べたべたした関係はいらない。P&Gでは、議題は何で、会議の目的は何で、結論は何でから始まる。再生の現場、数字は気にするな、社員を大事にして、現場に軸足を置いて判断、実行すれば数字はついてくる。アメリカで視野が広がった、2億人で世界を見るアメリカ、1億人でアメリカを見つめる日本。ただ会社に通っているだけはいい人生は歩めない、人生は感性と経験の掛算。イギリスの古い言い伝え、遠洋航海の準備の途中、船長は声高らかに出航の声を上げる。どれくらい準備をしたところでキリがない、まずは踏み切らないと始まらない。