毎日が自分との戦い

著者(編集者):金川 千尋
出版社:日本経済新聞出版社

人ができないことをやらなければ、私が社長である必要はない。高成長を続ける信越化学工業の金川社長の経営論。
財務部門に約20名の社員がいたので、部門長に「2人くらいで済むのではないか」と尋ねると「取引銀行の数が多いので無理です」と答えたので、「銀行の数を減らせばいいではないか」と言った。
会社の仕事は、他社もそうしている、以前もそうだったという理由で進められがちだが、まず惰性を振り切り、原点の戻って考えることが必要だろう。何かおかしいと感じ、ではどうするべきかと考えることが発展につながる。おかしいと感じなくなったら、もうおしまいだ。
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